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【ダイヤモンド】ダイヤモンドは永遠の輝き2(鑑定士 油谷)

2014/06/19

こんにちわ、鑑定士の油谷です。

あのー、今さらなんですが…
油谷←ユタニと読みますからね。
アブラタニではありませんから!
くれぐれも間違えのないようにお願いします!

さて、インド人が中古ダイヤを買い占めているという話は以前このブログでお伝えしましたが、その中古ダイヤがどこに行くのかと言うと、まずはインド国内の研磨工場に送られていきます。
ここで研磨をし直し、新しいダイヤとして生まれ変わるわけです。
新しく生まれ変わった中古ダイヤは、原石から削りだしたバージンダイヤと比べてみても見分けはつかないほど美しいと言われており、それでいてコストは大幅に安くできるというのですから、インドのバイヤーが日本の中古ダイヤを大量に買い付ける理由も納得できますよね。

インドでは自国通貨ルピーへの信頼が薄いことも、資産としてのダイヤの価値を高めているんです。
これまで資産としての投資対象は金だったのですが…とにかく金は、運ぶにはとても重いんです。
1億円分の金なら20キロを超す(2014年6月現在)わけですから。
身につけて逃げるのは不可能ですが、その点ダイヤなら一粒で1億円もありえますし、炭素なので空港の金属探知機にも反応しないというのが最大のメリットだそうです。

まあしれっと亡命を前提とした話をされても私たち日本人にはピンときませんが、こんな具合にタンスの中に眠っていた埋蔵ダイヤが生まれ変わり、世界を回り、また日本に入ってくるんです。
かつてダイヤが中古市場に出回る事を恐れて作られた某ダイヤ卸売会社の「永遠の輝き」というキャッチフレーズですが、こんな形で永遠に輝く日が来てしまうとは…

皮肉なものですね。

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