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【ダイヤモンド】ダイヤの価値基準①(鑑定士 小嶋)

2014/09/11


こんばんは、鑑定士の小嶋です!

より一層お寄せいただく機会が増えました「いまダイヤっていくら?」というお声!

これだけマスメディアでダイヤモンドについて取り上げられているのですから、
眠っているダイヤモンドをお手持ちの方は、気になってしまいますよねっ。

弊社のHPにも、ダイヤモンドのお見積りシステムや、ダイヤモンドの価値基準について解説したページや設けております!http://www.flawless-corp.jp/diamond01.php#4c

が、専門用語や横文字がちらほら混ざっていまいち・・ という方もおられるかと存じますので、HPの解説ページと見合せながら、僕のお話も読んで少しでもダイヤモンドについて噛み砕いてご理解ご納得いただけたら嬉しいです!

さてさて(急に始まります)
ダイヤモンドは僕たち人間と似ています。2つとして同じものがありませんっ。

ですから「ダイヤ」や「0.3ctのダイヤ」という情報のみでは、残念ながら抽象的なお値段さえも出すことが出来ないんです(´・ω・`)

HPの解説ページの通り、ダイヤモンドの価格基準には4C(よんしー)という4つの項目がございまして、それぞれの項目がどれだけ優れているのか?で価格が前後致します。

では4Cって?項目って何よ?という事ですねっ。

4つ全部をまとめて書いていくと今回だけで結構な文字数になってしまうので、
今宵は4Cの中の一つ「Clarity-クラリティ」について書きますね。

ダイヤモンドは地球からの贈り物(つまり天然もの)♪ですので、形成される過程で内包物や傷がどうしても混ざってしまいます。

これらがより少ない、無い程、評価が高くなります!
内包物というのはカーボンと呼ばれる他の鉱物の塵だったりですっ。

僕たちでいうとシミとかホクロの様なものでして、やっぱり無い方がいいですもんね・・。

輝きを邪魔するものがなければ無いほど良いわけです。
SI1とかVS2とかいう表記、観たことや聞いたことはありませんか?

それらのランク付けをしたものが「クラリティ」という項目です!

ランクとしましてはFL>IF>VVS>VS>SI>Iという順番で左にスライドするほどクラリティの評価が高くなります!

FLとはFLAWLESS(ふろーれす=完璧な/FLAW=傷 LESS=無い)等の略で、宇宙的な意味で全く無傷で透明感この上ない状態のダイヤモンドを指します。

そんなのあるの?とびっくりしますよね。はい、無いに等しいです・・。
ケースから取り出したり、装飾品に加工する段階で何かに接触することすら許されない超絶箱入り娘FLということで、殆ど幻のグレードと言われています。地金にセッティングされたダイヤで、鑑定書上はFLのままな事もありますが。

次にIFというのはINTERNAL FLAWLESS(インターナルフローレス=本質的には無傷)という事で、
内部に全く内包物がないダイヤモンドに付けられるグレードになります。※インターナリーという表現をすることもあります。

外部にはケースから出し入れ、ピンセットで持つなどの行為により付く程度の本当に本当に「そんなの誰が気にするの、馬っ鹿じゃないの!笑」程度の傷と呼んで良いのだろうか・・くらいの傷が確認できてしまうけれど、本質的には無傷としておきましょう!という感じですかね。IFも見かける確率は少ないです。

それだけ希少なもの=価値が高いということなんです♪

内包物がその下、VVSはヴェリーヴェリースモール(=とってもとってもわずかな内包物ですよ)の略で、その応用でVSはヴェリーが一つ減りますので、とってもわずなか内包物です。ということになり、

SIクラスになると「ヴェリー」がなくなるのでシンプルに「わずかな内包物ですね」となります。

Iクラスの「あい」は「インパーフェクト、インクルージョン」の略で、「間違いなく見えてますよ内包物!汗」という事ですね。
肉眼でも「黒いもの」が見えてしまうので・・。

クラリティに関して、人為的に内包物を取り除ドリルホール(もうこの響きだけでどのような処理なのかは説明不要な気がしますので割愛しますがいまいちぱっと来なかった方は小嶋までお電話ください←)という処理もありますが、輝きに影響しますので・・逆に評価が下がることも・・・

クラリティに関してだけでも、こんなに奥が深いので、情報が少ないまま、安易にお値段を申し上げる事は出来ないということ、
お分かりいただけましたでしょうか(^ω^)?

ですが、ダイヤモンドそのものを直接お持ちいただければ、4C全てをその場で確認する事が出来ます。

お客様のお売りになりたいダイヤがどんなダイヤなのかをきっちり見極め、適正な価格でお買取させていただけるのが弊社です!

4Cのうちあと3項目のCについては、また次回のブログで書かせていただきます!

ダイヤモンドのお査定、お買取は是非 御徒町 FLAWLESS にお任せください!

鑑定士 小嶋


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